パリ~ルーベはテレプストラでした!

 2014-04-13
「クラシックの王様」ツール・ド・フランドルの翌週は、舞台をベルギーから隣国のフランスに移し、「クラシックの女王」もしくは「北の地獄」、パリ近郊からルーベまで257kmのコースの後半に51.1kmの荒れた石畳(パヴェ)を含むパリ~ルーベが開催されます。

もちろん、今年も J-Sports は生中継で放送。

優勝候補の筆頭は先週のフランドルを制したトレックファクトリーレーシングのファビアン・カンチェラーラという下馬評です。
それにオメガファルマ・クイックステップのトム・ボーネンや、25歳の若手であるベルキンのセブ・ヴァンマルク、更に若い24歳のキャノンデールのペーター・サガンという面々が続くというところでしょう。
ただし、トム・ボーネンは今年はこれまでのシーズンで成績が振るわず、本人も認めていますがトップコンディションでも無いそう。
しかしクイックステップにはボーネンの他にもニキ・テルプストラやゼネック・スティバール等、優秀な選手が揃っていますので、誰がいつ仕掛けてくるのか展開次第と言えます。

そんなパリ~ルーベ。

途中まではかなり順調というか、例年よく観るように普通に進んだレースでした。
しかし、先週の結果がさすがに腹に据えかねていたのか、残りがまだまだ65kmもある地点で追走集団からボーネンが単独でアタックするという、ちょっと無謀ではないかと感じられる展開に。
そのまま先頭に追い付いたボーネンですが、彼に協力して一緒に逃げてくれる選手が他にいません。
なので、その後もなんだかんだありつつ結局は有力選手が10kmを切ったところでほぼ残った状態で先頭集団を形成することになりました。

この中に上記3人の選手を送り込んで絶対的有利な状況を作り出したのが、オメガファルマ・クイックステップ。

他のチームにイニシアチブを取らせない為に監督の Goサイン を受けて飛び出したのが、昨年このレースで3位に入っているニキ・テルプストラ。
タイムトライアルも得意な彼は、後続がお見合いをする中リードを20秒に広げると、そのままトップでゴールラインを通過しました。

2位には何と、石畳区間を走りぬいてきたジャイアント・シマノのドイツ人スプリンター、ジョン・デゲンコルブが入り、3位がカンチェラーラで4位にスティバールというリザルト。
ボーネンは逃げをうったことで消耗もしていたので10位に終わってしまいましたけれども、オメガファルマ・クイックステップというチームとしては、優勝を手にしただけでなく、ベスト10に3名を送り込んだわけで、成功と言える結果だったのではないでしょうか。

ボーネンが勝てなかったのは残念なものの、かなり展開の面白い、いいレースでした。


なお、この1週間の間に開催されていたステージレースでは、こういったワンデイクラシックには出場してこないグラン・ツールを狙う総合系の選手が走っています。

その1つ、バスク地方1週のブエルタ・アル・パイスバスコでは、最終日の個人TTで2位に入る走りを見せてティンコフ・サクソのアルベルト・コンタドールが優勝。
共に激しい優勝争いを繰り広げ、最終日前日まで総合2位だったモヴィスターのアレハンドロ・バルベルデはその個人TTでタイムを失いは総合5位になったものの山岳で強さを見せつけていましたし、一方でオメガファルマ・クイックステップの期待の若手ミカル・クウィアトコウスキーが個人TTで3位に入ったことで総合順位を7位から2位に一気に上げてレースを終える等、それぞれに好調ぶりをライバル達に見せつけています。





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