「神様の御用人」

 2014-03-04
次回の更新時に「本館」に掲載予定の読了本、今回先行して紹介するのは、浅葉なつ の『神様の御用人』です。

本作は、ある日突然、神の御用聞きをしてその望みを叶えるという役割を負う「御用人」となることを狐神から命じられたフリーターの青年が主人公。
そんな彼が八百万の様々な神とのパシリとなって、神々と交流して行くというのが主軸となる話で、軽いノリで読める軽妙なライトコメディーとして、楽しく読ませてもらいました。

こういう作品は、キャラクターの性格設定など次第で面白くもなれば、逆につまらなくもなります。
また、どこかで読んだようなオリジナリティの感じられない駄作にもなれば、どこか個性を感じさせるような作品にもなり得るものでもありますよね。
それはつまるところ、「キャラクター小説」そのものということなので、そういうものを求めていない人には向いていないと言えるでしょう。

ご存知のように私に関しては「キャラクター小説」も愛読ジャンルの1つですので、その点では問題無しです。
同ジャンルでそれなりの量の作品を読んできている身として言わせていただくならば、本作、ちょっといい感じの読み心地でした。
これで、どこか1カ所に突出した魅力があれば、とりあえず言うことなしなのですが……そこがちょっと不満というか、物足りなさも感じましたが、まずまず、満足の行くできになっているかと。

シリーズ化も可能な構造ですし、もうちょっと、この作品世界を味わってみたい気もする、かな?

神様の御用人 (メディアワークス文庫)神様の御用人
(メディアワークス文庫)

(2013/12/25)
浅葉なつ
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