「ビブリア古書堂の事件手帖5」

 2014-02-09
「本館」更新に先駆けた読了本紹介。
今回は、かなりメジャーな作品を選んでみました。

いよいよクライマックスに向けて話が持ち上がってきた、三上延の『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ。
今回は3つの短編が収録されているのですが、それぞれの間に主人公とは別の視点で語られる断章が挿入されていて、それが大きな特徴。
全体としてこの第5巻における、これまでの人間関係が大きく動き出す展開に対して、ちょっといい感じの深みを与えています。

これから読む人の楽しみを奪っても仕方が無いので詳細は書かずにおきますが、これまでのシリーズを通じて徐々に親密さを増していっていた主人公と栞子との仲に一定の結論が出るのが、今巻。

作者自身、物語は既に終盤に入っていると書いていますし、そういった辺りをクリアにしておいて、これからいよいよ最後の展開ということなのでしょう。
私としても、これは好きなシリーズですので、そんな作品の終わりが近いというのはちょっと残念でもあります。
けれども、ここは、惜しまれる内に終わるのが華だと考えるべきでしょう。

ビブリア古書堂の事件手帖5 栞子さんと繋がりの時 (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖5
栞子さんと繋がりの時
(メディアワークス文庫)

(2014/01/24)
三上 延
商品詳細を見る


タグ :
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:

http://pantarheibekkan.blog110.fc2.com/tb.php/1190-1fb3614c

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫