おお、チオレックですか!

 2013-03-18
北イタリアで毎年この時期に開催されるミラノ~サンレモは、「ラ・プリマヴェーラ」、つまり「春」という別名を持ち、この地域に春を告げるものとして認識されています。

しかし今年のレースはあいにくの雨天の予報で、ただでさえワンデイ最長の 298km という距離に加えゴール直前にはテクニカルな下りも含むコースが、更に難易度を増すのではないかと予想されました。
しかし、実際のレースはその更に上を行き、ちょうどコースプロフィールで言うと 142.3km 地点がその頂上となっているトルッキーノ峠が、かなりの降雪で走行不能だったのです。

結局、運営サイドはこの峠をカットすることにして、選手たちは峠手前でチームバスに回収され、トルッキーノ峠の向こう側で改めて、もともとのタイム差に基づいて再スタートをするという「春」のレースとは思えない状況に。
あまりの寒さにリタイア選手も続出するレースは、チプレッサ峠の下りで世界チャンピオンのフィリップ・ジルベールがアタックし、ラストバトルに向けて一気に活性化。

逃げる選手と追う選手、めまぐるしく入れ替わる展開は最後は6名の選手によるスプリント合戦に。

サガン、カンッチェラーラ、シャヴァネルという豪華なメンバーを制して勝利を手にしたのは、プロツアーチームの選手では無くて、招待枠で出場した MTN―QHUBEKA のドイツ人スプリンター、ゲラルド・チオレック。
サガンは2位、カンッチェラーラは3位、シルヴァン・シャヴァネルが4位に入っていて、この辺の選手はこれから4月にかけてのレースでも頻繁に名前が出てくることになるはずです。

何だか出来事が盛りだくさんで観戦しているだけで満腹の今年のミラノ~サンレモ。
非常に面白いレースでした。



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