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ダウンアンダー2020は、リッチー

 2020-01-27
南半球のオーストラリア、アデレード周辺で約1週間にわたって開催されるステージレース、ツアー・ダウンアンダーが終わりました。

シーズン最初のワールドツアーレースですし、ここからシーズンインする選手たちにしても、勝利へのモチベーションの高い地元選手等を除けば、そこまでコンディションも高まっていない、ある意味調整レースとも言えるこの大会。
それでもいざレースが実際に開始するとなると、やはりそこでは熱い戦いが繰り広げられるもので、今年も例年同様、しっかりと楽しませてもらいました。

最終日のミランガ・ヒル山頂ゴールまでもつれた戦い。
それを制して2020年の総合優勝を手にしたのは、トレック・セガフレードに所属する地元選手のリッチー・ポート。
ツアー・ダウンアンダーといえばリッチー・ポートという印象があるので、もっと総合優勝をしているような気もしましたが、実際にはこれで2度目の栄冠になります。
なお、リッチー・ポートにはミランガ・ヒルの山頂ゴール7連覇の偉業もかかっていましたが、今回はステージ2位に終わったので、残念ながらその記録は6連勝で終了してしまっています。
まぁ、永遠なるものは存在しない諸行無常であることが世の習いですから、これも仕方がありません。
リッチー・ポートにすれば、ミランガ・ヒルの連勝記録が途絶えたとしても総合優勝を手にすることはできたので、満足のいくレースになったのではないでしょうか。

なお、前日のステージでそのリッチーを逆転して首位になっていたディフェンディングチャンピオン、ミッチェルトン・スコットのダリル・インピーは。ポートの登りについていくことができずに、3連覇を果たすことはできませんでした。
最終日のハイスピードな展開にやられてしまったのではないかということを J-Sports の解説陣が言っていましたが、かなり惜しい戦いだったお思います。

なお、日本人選手としては唯一参加していたバーレーン・マクラーレンの新城幸也は、最終的に総合29位でレースを走り切って、UCIポイントを20ポイント獲得しています。
夏にはオリンピックもあるわけですし、ここでポイントを獲得したのは大きいこと、そして昨年は怪我もあって不本意なシーズンを送った新城が順調なシーズンインを果たしたことは、嬉しい話ですよね。

ダウンアンダーに出場していない有力選手もまだまだ数多く存在しているわけですし、今回の大会だけで2020年シーズン全体を占うのはさすがに乱暴です。
けれども、現段階で、こういった選手たちが、このレベルの戦いを見せてくれるのであれば、今年もかなり期待していいと思われます。


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