2017年冬クール 終了アニメ雑感

 2017-04-08
番組の改編期にはいつも、全話の放送が終了したアニメのざっくりとした感想を書くことにしています。
そんな何か特別なことを書くわけでも無く、通り一遍のことしかなかったりしますけれども、ともあれ、今回もその流れのままに、いくつかの番組を採り上げてみます。

1) 三月のライオン

とりあえず、第2シーズン制作決定、おめでとうございます。
この作品が2クールでアニメ化されるということを初めて聞いた時に、どこで話を切るのかと色々と予想が出ていたわけですが、まずまず、いいところで一旦の終わりとできたのではないでしょうか。
最終話の後半に、コミックス10巻発売時に行われた、(羽海野チカが長年のファンなのだという) BUMP OF CHIKEN とのコラボ企画で書下ろされたエピソード 「ファイター」 を持ってきたというのも、制作サイドの好判断だったと思っています。
将棋を通して主人公の成長を描くこの作品の締めくくりとして、まさにピッタリかな、と。
第2シーズンの話が第1シーズンに輪をかけて重くなるのは原作の内容から確定的ですけれど、色々とホッとさせられるシーンもありますし、この第1シーズンのシャフトの仕事ぶりを観る限り、しっかりしたものを作ってくれるであろうと思われるから、ここは、安心して楽しみに10月からの第2シーズンを待つだけですね。

2) 亜人ちゃんは語りたい

特にどうしても観たいということではなく、完全に「何となく」第1話にチャンネルを合わせた作品です。
どうせよくある萌え作品だろうと想像していたのとはちょっと方向性が違っていて、なかなか面白かったので、そのまま最終話まできっちりと追いかけることとなりました。
人それぞれの個性、差別(or いじめ)、理解、そういったものをやんわりと扱っているわけですけれども、むやみにシリアスになることなく、それでいて焦点がぼけてしまうこともなく、程よい按配でまとめているのが、いいですよね。
その分、深いところまで突っ込めていないじゃないか、中途半端ではないのか、という声も、あるいは出てくるのかもしれませんけれども、そういうところまでをやろうとしている作品じゃないですよね、これ。
あくまでエンターテインメント、あくまで娯楽作品に、何気ない日常系のゆるいテイストで。
そしてそこに、ちょっとだけの問題意識を混ぜる。
今回のクールで、一番、望外に良かったのは、あるいはこれかもしれません。

3) 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

色々と批判の声もありますが、まぁ、こうなるだろうなと思われたところに落ち着いたエンディングだったと思います。
鉄火団が成功するという姿はちょっとあり得なかったので、最後が破滅というのは順当な成り行きではありましたが、それでもハッピーエンドを求めた視聴者も多かったのかな……?
細部をつつきだすと、そこに至るまでの経緯も含め、色々な突っ込みどころが多い物語だったのは確かですけれど、おおむね、収まるところに収まった最終話だったと言えるのではないでしょうか。
ずば抜けた傑作だとはちょっと言えませんけど、悪くない作品でした。

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