DAZN の限界

 2017-04-04
イタリアでのレースやフランドルでのクラシック、そしてスペインでの一部レースなどの自転車クラシックの放映権をスポーツ動画ネット配信の DAZN が取得して、その為に J-SPORTS ではそれ等が放送されない、ということになった2017年。
以前のエントリにも書いたように、日本語の解説が無いとか、色々な不満が無いわけではありませんけれど、それでも、レースを観られないよりはずっといいので、ある意味ではありがたいことだなと思って、試聴させていただいていたわけですが……

4月2日、北のクラシックのハイライトの1つ、ロンド・ファン・フラーンデレン(ツール・デフランドル)の配信を、DAZN はやってくれませんでした。
DAZN のサーバーも万能ではないのだから、一度に配信できるコンテンツ数に限度があることは、理解できます。
そして、放映権を有するコンテンツが重なった場合には、その中で、試聴数を稼げる人気コンテンツを優先していくであろうことも、商売である以上は、仕方のないことです。
頭では、それは分かっているのですが、それでも、ロンドの放送が無かった、観ることができなかったというのは、かなりショックです。
自転車ロードレースのファンの数が、Jリーグやプロ野球に勝てなかった、というのが全てであって、それ以外の何物でもないわけであり、DAZN を恨んだりするのは筋違いではあるのですが、自分のところで配信できないだろうと分かっているのであれば、J-Sports にサブライセンスを与えてくれていれば、確実に、生中継で放送していただろうにと思えば、やはり、残念であり、悔しくもあり、という感情が渦巻いてしまうのは止められません。

ちなみに、今年のロンドを制したのは、クイックステップ・フロアーズ所属のベルギーチャンピオン、フィリップ・ジルベール。
自身の選手生命もかける覚悟で、年俸ダウンも構わず、BMCレーシング から自ら志願してのクイックステップ移籍だという話もあったベテランが、何と55キロの距離を独走しての、ロンド初制覇を成し遂げたとのこと。
感極まってロードバイクを頭上に持ち上げながらゴールラインを切ったという記事もありましたし、うーん、このレースはやはり中継で観たかったなぁ……

後追い配信でもいいから、DAZN、流してくれないかな。
ジロ・デ・イタリアをどうするのかという問題はありますが、ロンドの配信が無かったことで、解約の方向にかなり気持ちが傾いている現状ですけれど、それがあれば、話は別、になりそうなんですが。


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