今までありがとう、でんこちゃん。
2012-02-28
東京電力の節電イメージキャラクター、「でんこちゃん」が3月いっぱいで使用契約を打ち切る、つまりリストラになってしまうことが、あちこちで話題になっていますよね。東電の事業エリアに住んでいる人間にとっては、すっかり慣れ親しんだキャラクターですから、このニュースはちょっと残念です。
各地の原発が次々と停止して、この夏は昨年以上に電力不足になるかもしれないと言われている中、今こそ彼女の出番なのではないかという気も、しないでもなかっただけに。
とはいえ、経費の削減、経営のスリム化を考えれば、広告宣伝費を削るというのも、確かに1つの有効な手段ではありましょう。
良くも悪くも電気はライフラインとして生活に欠かせないものであり、更に東電は実質的に独占企業。
でんこちゃん のCMが流れようと流れまいと、収益にはほとんど影響がないのでしょう。
まぁ、その前に経産省からの天下り組への報酬・給与の削減とか、ファミリー企業の統廃合や不透明な契約の是正とか、東電がやらなければならない合理化は色々とあるはずだという気も、しますけれど。
いずれにしても、節電PRとか、タコ足配線の危険性PRとか、そういうことを行うにあたってのパブリックキャラクターはどこかで必要になるのでしょう。
多くの人に好かれていて認知度も高くグッズも色々出るくらいだった でんこちゃん の契約を、今切る必要性がどこまであるかについては、正直、疑問が残らなくもありません。
東電の、「我々は電気代値上げの前に色々と経費削減をやっているんですよ」というアピールの為の、人身御供にされてしまったかな、でんこちゃん。
内田春菊さんからは東電に対して、必要があればタダでも でんこちゃん を書きますよ、という連絡が行っていたといいますし。
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カタールとオマーン
2012-02-26
ヨーロッパでの本格的なシーズンインの前に、毎年中東で開催される2つのステージ・レース、ツアー・オブ・カタールと、ツアー・オブ・オマーンがJ-Sportsでダイジェストながらも録画放送されました。映像を観ているだけで熱さにやられそうなこの2つのステージレースを制したのは、共にオメガファルマ・クイックステップの選手。
具体的には、カタールがトム・ボーネン、オマーンがピーター・ヴェリトスです。
平坦のみのカタールはベテランスプリンターのボーネン、山岳も含むオマーンはヴェリトスが獲るという結果は、チームにとっても良いものとなったことでしょう。
今年からオメガファルマが新たにメインスポンサーに加わって、それで春先のレースでいきなり成果を2連続で出したのは、これからのシーズンを占う上でも良いことです。
あとは、チームとしても重点を置いているであろう春のレース「北のクラシック」と「アルデンヌ・クラシック」で、彼等がどれだけの結果を残せるか。
何しろ、レオパード・ニッサン・トレックのファビアン・カンチェラーラやBMCレーシングのフィリップ・ジルベールといった、とんでもなく強力なライバルが控えているだけに、そうそう簡単には行かないでしょうが。
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素敵な作品、ありがとうございました。
2012-02-23
世の中には終わらない連載なんてものは無いということは分かっていましたが、ますむら・ひろし の『アタゴオルは猫の森』も、本日発売の第18巻が最終巻。編集サイドから話が出ての連載終了なのか、それとも、ますむら・ひろし 本人が言い出してのことなのか、それは分かりません。
ただ、各エピソードの解説を作者自らが書いている後書きなどを読む限り、東北地方を襲った震災が彼の創作活動に影響を与え、陰を落としたことと、全く無関係ではないのかな、と、感じられなくもなかったり。
昭和27年生まれである ますむら・ひろし の年齢を考えれば、彼のライフワーク的位置づけにもなる「アタゴオル」シリーズは、あるいはこれで終わりなのかも。
そんな風に考えると、何だか読み始めるのがもったいない気がして、買ったはいいものの、まだページを開けていません。
しばらくは、大事にとっておくことになりそうな、そんな感じです。
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宇宙の掃除屋稼業は成り立つか?
2012-02-21
昨日2月20日の朝日新聞トップ記事によると、スイス連邦工科大学ローザンヌ校のチームが、スペースデブリを回収する為の実験に乗り出すそうです。国連などでもデプリのこれ以上の増加を抑える方策は議論されているものの、有効策は未だにありません。
つまり、ISSその他での、デブリとの接触による重大事故発声の危険性は高まるばかり。
デブリとの接触で破壊された人工衛星は当然のように、その結果として新たなデブリを大量に生み出し、その破片がまた別の人工衛星などに衝突して更なるデブリが発生し……
という感じに、雪崩を打つようにデブリが増殖していく現象のことは、何と言うんでしたっけ?
その記事に載っていた、過去に検討されてきたデブリ回収方法は、投網のようなものを投射してデブリを回収する方法、綱で引っ掛けて減速させ、大気圏に落として燃やす方法、地上から発射されるレーザーで撃ち落とす方法などなど。
で、今回このチームが行おうとしているのは、新たに打ち上げる回収衛星に設置したロボットアームで、デブリを捕獲するという方法。
これが成功すると、実質的に無策だったデブリ対策に若干の光明が見えるわけで、それは大いに意義のあることだと思います。
まぁ、多額の資金を投下して回収衛星を1個打ち上げたとして、その衛星が幾つのデブリを回収することができるのかとか、その衛星そのものがデブリと化す可能性にはどう対処するのかとか、課題は山積であることくらい、素人である私にも容易に想像できますけど、座して見ていても、事態は一向に改善されないですからね。
むしろ、放置していればしているだけ、悪化していくばかりなわけですし。
今回の実験が上手く行って、何とかしてデブリ問題解決の方策が確立し、ゆくゆくは事業として成立するようになれば一番いいのですが。
そうなれば、まさしく、幸村誠の『プラネテス』の世界がやってくることになります。
さて、どうなりますか。

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こちらのアルカンシェルは、アルベルト
2012-02-19
今シーズンから J-Sports が録画放送をしてくれるようになった本場ヨーロッパでのシクロクロスも、18日に放送された世界選手権で年間シーズンが終了です。2011〜2012シーズンの世界選手権は、ワールドカップ第3戦と同じ、ベルギーのコクスアイデで開催されました。
その時にもつくづく感じさせられましたが、砂浜が大胆に取り入れられたコースは、かなりタフで厳しいもの。
ワールドカップの時にはベルギーのスヴェン・ネイスがベテランの走りでここを見事に制しましたが、そのネイスはシーズン後半になってコンディションを落とし気味でした。
となると、今回の世界選手権を優勝してこれから1年間、世界チャンピオンの証である虹色のラインの入ったジャージ、アルカンシェルを身に着けるのは誰になるのか。
これは、レース開始前から、嫌でもテンションは高まります。
で、結局この日のレースで圧倒的な独走を見せたのは、ワールドカップでは今一つ調子に乗れていなかった26歳のベルギー人、ニールス・アルベルト。
スタートを決めて先頭に立った後は、そのまま後続とのタイム差を広げつつ最後まで逃げ切っての、パーフェクトウィンです。
以下、2位がロブ・ピーテルス。
3位にはワールドカップチャンピオンになったばかりのケヴィン・パウエルスが続くという順位で、終わってみれば今大会に出場したベルギー人7人が上位7位までを独占するという、まさにベルギー・デイとでも言うべき結果に。
もともと自転車競技が盛んで国技とも称されているベルギーでは、シクロクロスの人気も高くて大会も多く、名選手を輩出しているという事実があります。
けれどもこれは、さすがに出来すぎ、ちょっとしたニュースです。
何しろ、放送の半ばには、画面にはベルギーのナショナルジャージしか映らないような状況になっていたのですから。
地元の利、というのも、多少はあるでしょうが……
なお、このレースに出場した2名の日本人は、どちらも途中の周回でタイムアイトによる失格となってしまいました。
完走したのが全64人中わずか24名だったという非常にキツいレースだったとはいえ、世界の壁はまだまだ高く目前に聳え立っている、ということなのでしょう。
ロードレースの方では近年になって新城幸也や別府史之、宮澤崇史などの日本人選手が徐々に活躍を始めていますが、シクロクロスでもいつの日にかそうなればいいな、と思いつつ、表彰式の映像を観ていました。
それにしても、当初予想していたよりもはるかに面白い競技でした、シクロクロス。
J-Sports には、来シーズンも今シーズン同様、ワールドカップの全試合と世界選手権を放送してくれることを期待しています。
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楽しいシーズンの始まりです!
2012-02-17
コンタドールのドーピング問題は、散々時間をかけた挙句に、何だか不透明な部分を多く残して結論がでましたが、ともあれ、そんなアレコレとは関係なく、自転車ロードレースの大会は、年間スケジュール通りに開催されていきます。オーストラリアのアデレード近郊で今年の1月17日〜22日に行われていた、UCIプロツアーで唯一南半球開催のステージ・レース、ツアー・ダウンアンダー。
プロツアー初戦として、2012年の自転車ロードレースシーズンが本格的に始まったことを告げるこのレース。
その各ステージのダイジェストを、J-Sportsが先週末から順次、録画放送してくれました。
とはいえ、放送は毎日23時から23時半という、1ステージにつき30分。
それだけの短い時間ではスプリントポイントと山岳ポイント、そしてスタートとゴール直前くらいの本当に最低限の部分くらいしか放送できません。
それは、いかにも残念なことですが、放送そのものが無かった昔に比べれば、随分と有難いことだと考えています。
さて、新しいチームスポンサーやジャージデザインの変更、解散したチームに新しく設立されたチーム、選手の移籍などなど、毎年シーズンの最初には映像を観ながら確認しなければいけないことが多々あります。
今回も、お、この選手は今年はこのチームなのか、とか、このジャージはなかなか格好良いな、など、レース内容以外にもアレコレと楽しみました。
今年のツアー・ダウンアンダーで総合優勝を果たしたのは結局、地元オーストラリア初のプロ・ツアーチーム、グリーンエッジ所属のサイモン・ジェランス。
チームにとっても彼にとってもシーズンの出だしとして、これは最良の結果でしょう。
その他、ロット・ベリソルのアンドレ・グライペルがスプリントでステージ3勝を挙げて気を吐いたとか、サクソバンクの宮澤崇史が日本人として初めてツアー・ダウンアンダーに出場・完走したなど、話題は幾つかありますが……ひとまず、今回はこれまで。
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えっ!!!
2012-02-13
ホイットニー・ヒューストンが11日に死亡 !?ビバリーヒルズにあるホテル「ビバリーヒルトン」の部屋で彼女が亡くなっているのを、ボディーガードが発見して通報したそう。
警察によると事件性は無い、とのこと。
オーバードーズ?
それとも、過去の薬物やアルコール濫用で、心臓などが弱っていて発作が起きた、とか?
具体的なことは、これから話が出てくるのでしょうし、あまり邪推をしていても仕方がないのですが……
48歳、若い、若すぎる。
残念です。
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UCIシクロクロス、チャンピオン決定!
2012-02-12
UCIのシクロクロスワールドカップ、最終第8戦の放送が、先ほど終わりました。シーズン序盤好調だった35歳ベテランのネイスがやや調子を落とし気味なのに対し、終始好調を保った27歳のパウエルスが、第7戦、第8戦と好走を見せ、ワールドチャンピオンの座を手にしました。
いや、実際、彼は強かったです。
第8戦も、2位以下を突き放しての優勝で、今季8戦の内、彼が半分の4つを獲っているのですから、文句のつけようもありません。
もともと実力がある上に、あれだけシーズンを通じてコンディションが高ければ、ワールドカップの勝者になるのも当然ですね。
パウエルス、これが自身初のシーズンチャンピオンです。
ネイスは、やはり年齢の影響もあるのか、な……個人的には彼を応援していたので、ちょっと残念です。
に、しても、シクロクロス、かなり面白い競技ですね!
今年、J-Sports が初めて(地上波では無いとはいえ)本格的に放送してくれたわけですが、もう、私はその魅力にすっかりとりつかれてしまいました。
来シーズンも、今年同様に全レースを放送してくれることを、望みます。
そして、最近人気がどんどん上がっているのロードだけでは無く、シクロクロスも、もっと皆の注目を集めていい、最高に面白い競技だと思うのですが、いかがでしょう?
今後も再放送などは行われますし、J-Sports の視聴環境にある方は、是非一度、ご覧になってみては。
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至福の、一夜
2012-02-12
渋谷にあるライブスペース、かつては映画館だった Mt.RAINIER HALL で「SCREEN "30th" Memorial Special Live ニューウェイブ建国記念日」というライブイベントが、昨日11日に行われました。これは、音楽関係の著述業でも知られる和久井光司が80年代にやっていたバンド、SCREEN がデビュー30周年を迎えたことを記念したメトロファルスとの対バン形式でのライブ。
ゲストも私にとってもの凄く豪華でツボな面子ですから、これに行かないという選択肢は最初から存在しません。
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いきなり対バンのメトロファルスから、というのもアレだからということで登場した SCREEN の和久井光司と宮崎裕二の2人が弾き語りで「去年マリエンバートで」を歌ってライブは幕を開き、続いてメトロファルスの第1部。
しょっぱなからエンジン全開で飛ばすメトロファルス。
今回私の席は第1列のステージに向かって右側でしたから、目の前には文字通りにかぶりつきで、キーボード&アコーディオンのライオンメリーが。
今までにも幾度かライブでの彼は見ていますけれど、こうしてすぐ目の前にすると、メリーさんというのは、とことん強烈な個性の持ち主です。
そして第1部の途中で最初のゲスト、あがた森魚 が登場し、メトロファルスと共に3曲を披露してくれました。
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あがた森魚パートのセットリストですが、2曲目が「俺の知らない内田裕也は俺の知ってる宇宙の夕焼け」で、その前の1曲目は、「サブマリン」でいいのかな?
このコーナーの最後は、「大道芸人」。
メトロファルスのフロントマンである伊藤ヨタロウのリクエストだそうで、2人で一緒に歌っている姿は、いかにも楽しそう。
この時点で既に私のテンションはMAX値です。
第1部の後半が終われば休憩時間で、続いて今回の主宰である SCREEN がステージ上に姿を現します。
とはいえ、今回の SCREEN は完全にオリジナルメンバーではなく、過去に SCREEN に所属していたのは、前述の2名のみ。
残りのメンバーは元シネマだったり、元PINKだったり、現・頭脳警察だったり……
何気にものすごく豪華です。
SCREEN の音楽は今まできちんと聴いたことが無かったのですが、数曲を経て、何だかこれって良いんじゃないか、
と思い出し始めた辺りで2人目のゲスト登場。
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SCREEN がそのサウンド・楽曲を構築していくにあたってが大いに影響を受けたのが、彼の、1979年発売のこのアルバムだったということで、PANTA がステージに出てきて、同アルバムから「つれなのふりや」と「マラッカ」を歌います。
うーむ……痺れるっっっ!
PANTA 及び頭脳警察のオリジナルアルバムを相当数所有している私もこのアルバム、この曲は大好きなので、今回のセレクトは非常に嬉しいです。
とはいえ、PANTA はあくまで今回はゲストであり、会場に来ている観客は SCREEN やメトロファルスのファンであっても、彼のファンでは無いのでしょうから、「つれなのふりや」でのコールアンドレスポンスが見られなかったのは残念なところ。
でも、今日の「マラッカ」の格好良さは、格別。
エンケンこと遠藤賢司の生誕65周年ライブのゲストに出ていた彼女の楽屋を和久井光司が尋ねた時に今回のイベントの話になり、「ニューウェイブ建国宣言」と銘打ちながら自分が出演しないというのは何事かということで、当初予定には入っていなかったものの出演が決まったのが、次のゲスト、ニューウェイブの歌姫、戸川純。
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私はもうずっと前、具体的には高校時代くらいから、彼女の作りだす音楽の大ファンであることを事あるごとに公言しています。
だから、TVKの番組にて視聴者プレゼントだったサイン入りTシャツのことは、個人的家宝だと思っていて、大事に飾っています。
でも、実は生のライブで彼女を見るのは、今回が初めてだったりするのです。
何しろあまりに好きすぎるがゆえに、却って生で聴くのを躊躇ってしまっていたのが、その理由。
そんな私に訪れた、ナマ戸川の初体験。
開口一番のMCで、闘病生活の中で腰と膝を痛め、満足に歩けなくなって、結果として太ってしまったと言う戸川純。
確かに、彼女の以前の姿をPVだったりライブ映像だったりで知っているだけに、体型的にはかなり変わってしまったかな、という感じ。
しかし、立っていることは膝への負担が大きいということでスタッフの用意したパイプ椅子に座って歌いだせば、そこにはまぎれもない戸川ワールドが生まれます。
エンケンの時はイマイチだった喉の調子も今ではすっかり回復しているとのことで、ロックテイスト溢れる「肉屋のように」から、「ヒステリア」、パッヘルベルのカノンに歌詞を載せた彼女の代表曲でもあるバラード「蛹化の女」、最後は疾走感ある「フリートーキング」という私的にもツボな4曲を熱唱してくれました。
ああ、戸川純だ、戸川純が目の前で歌っている……
そう思うだけでもう、私の感情の針は限界まで振り切れて、目頭がちょっと滲んできてしまいそうなくらい。
どれだけ思い入れがあるんだ、って話ですよね。
そんな戸川純が舞台のそでに下がってからの SCREEN のライブ後半戦は、これがまた、大いに盛り上がる曲が並びました。
前述のとおり、彼等の楽曲をきちんと聴くのは今回が初めてのことだったのですけれども、この音楽性、この楽曲は、いいですね。
実に、私の好みのタイプの音楽だと言えるでしょう。
ライブ本編最後の「冬の海の色」での、サビのフレーズを和久井光司が歌いながらメンバーがステージから去っていく演出も、特に新鮮なものでは無いながら、いい感じにはまっていました。
で、アンコールはまず、メトロファルスから。
彼等がメンバー紹介を兼ねて1曲やったのちに SCREEN もステージに戻ってきて あがた森魚 と一緒に「大寒町」を、そして PANTA と戸川純と一緒に、頭脳警察の「コミック雑誌なんかいらない」を演奏。
最後は彼らの一番の代表曲という「Life Goes On」で、締め。
最初から最後まで、実に「濃い」ライブです。
4時間余りのライブはこうして幕を閉じ、面子の豪華さと内容の充実っぷりとに大いに満足した一夜となりました。
満腹、満足。
あんまりライブが良かったので、帰り際、物販コーナーで思わず、SCREEN の復刻版紙ジャケCDを全て、大人買いしてしまいました。
これから、それ等をゆっくりと聴き倒すつもりなのですけれど、問題は、その時間を確保する余裕が、今はあまり無いということ、か……
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この粗さも魅力だという気も
2012-02-10
NHK大河ドラマ「平清盛」にも使われて話題になった、吉松隆アレンジのオーケストラ版「タルカス」。ドラマで流れてきた限りは、なかなかハッタリが効いていて良かったですし、作曲者たるキース・エマーソンも絶賛したスコアだということらしいので、これはいっちょ、きちんと聴いてみるかと思ってCDを購入しました。
![]() | タルカス 〜クラシック meets ロック (2010/07/21) 吉松隆 商品詳細を見る |
封入されているブクレットによるとフルスコアが書きあがったのが公演の1ヶ月前というタイトなスケジュールだったらしいので止むを得ない部分はあるとしても、演奏している東京フィルの練習不足、曲への理解不足もチラホラと見受けられます。
が、勢いと迫力は抜群。
原曲を好きな人であればあるだけ、色々と言いたいことも多かったりするのでしょうけれど、そういう疾走感に関しては、予想以上にいい感じに突っ走れていて、個人的にはかなり満足しています。
これで細かなミスが無ければ、というところは確かにありますけれど、それをカバーしてあまりあるケレン味があって、良かったです。
これ、生で聴いていたら、さぞかし楽しかっただろうなぁ。
原曲に興味が出てきたかもしれないという人の為に、ELPの2ndアルバム『タルカス』のアフィリエイトも貼っておきます。
プログレッシブロックを代表する曲、代表するアルバムの1つですよね。
![]() | Tarkus (2011/02/22) Emerson Lake & Palmer 商品詳細を見る |
日本独自企画で今年1月末に発売になったベスト盤も、「タルカス」はもちろん、「悪の教典#9」他、彼等の有名どころを聴けますし、まずここから入ってみるというのも、悪くないと思います。
![]() | タルカス 〜ザ・ベスト・オブ・ELP (2012/01/25) Emerson Lake & Palmer 商品詳細を見る |
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クロ判定かぁ……
2012-02-07
2010年ツール・ド・フランスにおけるアルベルト・コンタドールのドーピング疑惑について、スポーツ仲裁裁判所、CASがようやく結論を出しました。結局、ドーピングについて認定する形で、コンタドールには2年間の出場停止処分が下るということに。
実際には、既に受けていた暫定的な出場停止期間も含め、過去にさかのぼる形で出場停止期間がカウントされるので、コンタドールがこの処分によりレースに出場できないのは今年の8月5日までということ。
当然、その間に獲得していたタイトル、成績は全て抹消されることになります。
ですから、2010年ツールの勝者はアンディ・シュレクに、2011年のジロ勝者はミケーレ・スカルポーニになるわけですが、彼らにしても、手放しで喜べない話でしょう。
この裁定を受けたサクソバンクがどういう動きをするのかは、大いに気になります。
一応、コンタドールは今年のブエルタの期間には出場停止が明けるわけですし、山岳にウェイトが置かれている今年のブエルタは彼によって悪くないコース設定ですから、もしもサクソバンクからコンタドールがブエルタに出場すれば、チームにグラン・ツールの優勝をもたらす可能性は、結構高いでしょうし。
サクソバンクには現在、宮澤崇史が所属していますし、ここでコンタドールを所属させ続けることで、UCIがチームに何らかのペナルティを課すことになってしまったり、イメージの悪化を避けたいスポンサーがチームから離れてしまったり、招待されていたはずのレースに出場できなくなったりすると、せっかく念願かなってトッププロチームに所属できた彼にとって、いい話ではありませんから……
うーん。
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改めてゲイリーに哀悼の意を捧げます
2012-02-06
去年の2月6日、休暇先であったスペインのホテルで急な心臓発作によりギタリストのゲイリー・ムーアが亡くなってしまってから、今日で1年が過ぎます。私は姉や兄の影響もあってか、同年代の友人よりもやや古めのミュージシャンをよく聴いていたりもするのですが、彼もそんな中の1人であり、その演奏を生で観る機会を作れなかったことを今でも大きく後悔している存在でもあります。
そんな彼が亡くなる7か月前の2010年7月、ルマン湖畔にあるスイスのリゾート都市モントレーで毎年開催されているジャズ・フェスティバルに参加した時の、映像に残っている中では生前最後のライブを収録したものが、下に紹介している Blu-ray です。
![]() | ライヴ・アット・モントルー 2010 【初回限定盤Blu-ray+2CD】 (2011/08/31) ゲイリー・ムーア 商品詳細を見る |
ここで観られるゲイリーの体型はちょっと……いや、かなり太目になっていて、これは確かに心臓に負担がかかりそうだと思えますし、ボーカルも高音部が明らかにかなり苦しいのも1曲目からはっきりと分かります。
しかしギタープレイの格好よさは変わらず、何よりこのライブでは、未製作のままに終わったケルティック・ロックアルバムの為に作られていた新曲を3曲聴くことができるというのは非常に大きなポイント。
アイルランド出身のゲイリーが、故郷の音であるアイリッシュ音楽要素を取り込んだハードロックが、私は本当に大好きなのです。
ここで聴ける3曲のクオリティの高さから、もしもアルバムが本当に製作されていたならさぞや愛聴盤になったであろうことを考えると、改めて、彼の早い死が惜しまれてなりません。
今は、Blu-ray でゲイリーのプレイを観ながら、彼の魂が安らかに眠っていることを祈るばかり。
最後に、ソロに限らず彼のキャリアを横断する形で死後に日本オリジナル編集で発売されたものと、デビュー30周年の1998年に製作されたものの、2つのベスト盤を紹介しておきます。
両方買うと被ってしまう曲も多いですし、彼のブルース期はあまり取り上げられていませんが、この2つを共に聴いていただければ、ゲイリー・ムーアの魅力は十分に伝わるかと思います。
![]() | ゲイリー・ムーア・メモリアル・コレクション (2011/06/08) ゲイリー・ムーア、シン・リジィ 他 商品詳細を見る |
![]() | アウト・イン・ザ・フィールズ 〜ヴェリー・ベスト・オブ・ゲイリー・ムーア (2011/12/07) ゲイリー・ムーア 商品詳細を見る |
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アヴェ・マリアとツィゴイネルワイゼン
2012-02-04
HMVがこの間、クラシックCDを3枚買うと割引をする、というフェアをやっていた時に、欲しかったCDと一緒に、割引条件を満たす為に買ったものの中に、下にAmazonアフィリエイトを貼った、「アヴェ・マリア名曲集」があります。これは、有名なシューベルトのものやバッハとグノーのものを始めとして、カッチーニ、ブラームス、ブルックナー、ショカン・デ・プレ、エルガー、ドニゼッティ、ヴェルディ、リストという10人の作曲家の手による「アヴェ・マリア」を1枚のCDに集めた、という企画盤で、それ以上のものでもそれ以下のものでもないのですけれど。
![]() | アヴェ・マリア名曲集 〜10人の作曲家による (2007/12/05) オムニバス(クラシック)、バルドゥッチ(アントネッラ) 他 商品詳細を見る |
それにしても、こうして色々なアヴェ・マリアを聴き比べてみると、それぞれに異なる個性が出ていて面白いものですね。
シューベルトやバッハ/グノーのものは昔から耳に馴染んでいるのもあって別格という感じですが、その他のものも、なかなか悪くないなと思わせるものがあったりして、楽しめました。
定価500円でこの内容は、お買い得だと思います。
ちょっとしたBGMにも、最適ですし。
ちなみに、ですが、特定のテーマのもとに編集されたものということでは、そういえば、私はこんなアルバムも持っています。
サラサーテの生誕150年を記念して1994年に発売されたもので、作曲者自身を含む11人のヴァイオリニストによって演奏された「ツィゴイネルワイゼン」を聴き比べることができます。
録音が古くてノイズが多いのはネックですし、同じ曲がずっと繰り返されるので飽きてしまう人も多いかもしれませんが……
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