ちわき まゆみ 「遊星少女フィオラ」他

 2017-04-13
私が ちわきまゆみ のことを知ったのは、TVK が昔夕方に放送していた音楽番組、MUSIC TOMATO の VJ(VIDEO JOCKEY) として出演している姿を見たのが最初です。
なので、一番最初は彼女が音楽をやっているという認識はほとんど無くて、何だか気風のいい人だな、ライターとか、そういう音楽関係の仕事をしている人なのかな、という印象でした。

それから何年かして、彼女が歌っている姿を見ることもあったのですが、当時は、その音楽には、何だかピンと来なかったんですよね。
しかし、更に10数年後、社会人になって何かの拍子に聴いたのが、下の曲、「遊星少女フィオラ」。



この Youtube を観てもらえばわかると思うのですが、歌の上手い下手ではない、強烈なインパクトがあって、瞬間、私はノックアウトされてしまったのでした。
10代の時にはイマイチに感じたものを、30近くになって「こいつはイケてるな」と思う。
その辺りに加齢というものを感じないでもないのですけれど、落ち着いたもの、アコースティックなものに回帰して行ったというのではなくて、メーターが振り切れる方向に突っ走っているというのは、私らしいのか、何なのか……。

正直、好き嫌いが大きく分かれるタイプのミュージシャンだと思います。
一度好きになってしまえば、かなりの中毒性があるという点で、非常に優れて個性的なミュージシャンであり、そしてその個性故に、決してヒットチャートの上位には来れないタイプだとも言えるでしょう。
実際、オリジナルアルバムは1992年の 『EROTIC&PAIN』 以来出ておらず、それ以外のリリースも、1999年のベスト盤 『POPPERMOST』 が最後。

まあ、さすがに今、1980年代の頃のような活動をしてほしいと言っても、それは体力的にも難しいでしょうけれど、彼女が全力を注ぎ込んで制作した、ハジケまくった新作アルバムとか、ちょっと聴いてみたい気はしますね。

最後に、彼女の楽曲の中では1,2を争う位に好きな、「よごれたいのに」 を貼って、今回のエントリを終わりたいと思います。
せめてベスト盤位は、今でも簡単に入手できるようだといいのですけれど、そういうことにはなっていないのが、残念です。




ちわき まゆみ 『POPPERMOST』

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LIPNITZ 「MIND COASTER」 他

 2017-03-09
キーボード&ボーカルの三村昌也を中心に、ベースのIKU、ドラムスの今村浩二からなる、3ピースバンドが、LIPNITZ。
1997年に活動を開始し、公式サイト曰く「諸事情により」2011年から活動休止に入ってしまっているのが残念ですが、三村の健康問題も少し良くなってきて、今年の秋辺りには、ライブもできるかな?ということになってきているらしいので、そこは、ちょっと安心できる話です。

私がこのグループのことを知ったのは、知人から「これいいよ」と初期のミニアルバムを貸してもらったのがきっかけだったのですが、彼ら自身が 「静かに爆裂する」 と称するサウンドは、なるほど実際、私の好みに良く合いました。
目だって派手なところは無いのですけれども、聴いていると、心の奥の方から、じわじわと、熱いモノが湧きあがってくるような感覚。
「説得力のある音楽」と言い換えても、いいのかもしれません。

ただ、今の音楽業界の状況では仕方が無いのかなとも思いますが、メジャーシーンでの活動ではなくて、結局インディーズでの活動になってしまったのは、もったいないなと思います。
どうしても、リリースされる音源が少なくなりますし、そもそも個々の生産数も多くはならないから、気が付いた時には公式通販で SOLD OUT になっているアイテムもあったりして、それはかなり悔しかったりするのです。

ただ、最近はそういうのであっても、モノによっては、ネットからダウンロードする形で購入することができたりします。
本来的には私は音楽のダウンロード購入というのがそんなに好きではなくて、できればショップで CD の実物を買うようにしたいと思っているのですけれども、流通に乗せるのが難しいインディーズ作品で、再プレスも採算性を考えると二の足を踏んでしまうようなものについては、そうやってネットダウンロード購入ができるようにしてくれると、買い漏れというか、後追いでも色々と揃えることができるので助かるのは事実。
この辺りは、ダウンロード文化の浸透による功罪の、「功」の部分かも。

とりあえず、そんな LIPNITZ の楽曲から、私の好きなものの動画を数曲、以下に貼ります。
つまり、こういうグループなんですよ。







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Francis Cabrel 「hours-saison」 他

 2017-02-02
私が Francis Cabrel のことを知ったのは、ベルギーに暮らしている長姉から、「これ、いいよ」と教えられたのが最初でした。
時期ははっきりとは覚えていないのですが、多分、2002年に姉のところに遊びに行った際に、だったかな……?

それで、とりあえず幾つかのアルバムを手に入れてみたのですが、なる程、これは確かに彼女が強くお薦めしてくるだけあって、かなりいい感じでした。
「フレンチポップ」という言葉から想像するのがどういうものか。
Sylvie Vartan だったり、France Gall だったり、Michel Polnareff だったり、Clémentine だったり、Serge Gainsbourg だったり。
挙げられる名は、人によってそれぞれでしょう。
私の中にも、単純に「これこれこういうものです」と説明するのはちょっとできないのですが、「フレンチポップ」とは大体こういうのを指すよね、というイメージがあります。
で、この Francis Cabrel は、その私の中の「フレンチポップ」のイメージの、わりとド真ん中を行くような音楽をやっています。

Francis Cabrel は1953年生まれのイタリア系フランス人、ということですから、今年で 64歳 になる、のかな?
ノーベル文学賞を受賞した Bob Dylan が好きで、ギターをつま弾くシンガー・ソング・ライター な彼は、現地フランスでは相当な人気ミュージシャンで、ヒット曲も多数あるようです。
日本では、その知名度はあまりないようですけれど……。
歌詞がフランス語で、何を歌っているのかがなかなか分からないというのが、結構大きなポイントだと思いますが、特にこういう、じっくりと聴かせるタイプの音楽である場合、パッと聴いて、歌の内容が理解できないのは、セールス的にはかなりのマイナスになるでしょうから、まあ仕方が無いのかな。
そもそも、レーベルの方で、どれだけ日本に売り込みをかけたのか、わかりませんし。
Francis Cabrel 本人にしても、日本での売り上げを求めてプロモーションなどをせずとも、既に十分過ぎる程の額の稼ぎは本国の方で叩き出しているので、何としてでもここに市場を開拓しようと、貪欲になる必要性は無いでしょうしね。

ともあれ、そうして買った数枚のアルバムの中で、私がちょっと気に入った曲の動画を2つと、それ等の収録されているアルバムのジャケット写真を、いつものように貼ってみます。
何せビッグネームなミュージシャンですので、これ以外の曲も Youtube には色々とアップされていますから、今回のエントリを読んでちょっと気になった、という人は、それ等もチェックしてみては、いかがでしょうか。





 hours-saison
 (2015/9/11)
 Francis Cabrel
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THE ALFEE 「COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて -」

 2017-01-17
「メリーアン」や「星空のディスタンス」がヒットして THE ALFEE の名前が広く知られるようになったのは、私がまだ小さい頃です。
その当時は、格好いい曲だなぁと漠然と思いはしても、それ止まりで、その先に何かあるというわけではありませんでした。
年齢的なこともあり、LP(今ならCDですが)を買う金銭もなかったですしね。
正直、グループ名についても、安全地帯 と THE ALFEE がちょっとグチャグチャになっていたところすら、あります。
もちろん、今は、全然別物だということは分かっています。

そんな THE ALFEE と私との本格的な接点は、大学時代の友人が、「これ、いいよ」と、彼等のアルバム 『ARCADIA』 を貸してくれたところから始まります。
エスニック & プログレ& ハードロック感がバリバリのサウンドに、こいつは確かにいいな、と思ったのを、覚えています。
その辺りで、私の、彼らを見る目は、はっきりと変わりました。

といって、その後も、既発売のアルバムを揃えに走ったりはしていないので、これ好きだなと思いはしたものの、徹底的にツボにハマったとまでは、言えないのかもしれませんが……

ちなみに、私の持っているもののなかで、という限定つきではありますけれど、THE ALFEE のアルバムの中で、これが1番素晴らしい、と思っているのが、1995年にリリースされた16thアルバム、『夢幻の果てに』。
私がプログレ好きだからなのかもしれませんけれども、激しさと、悲しさと、愛しさとが、プログレッシブロックなテイストでミックスされたこのアルバムは、全体の統一感という点では、私が2番目に好きな前述の 『ARCADIA』 のエスニック・ハードロック一色に染まったサウンドに比べると弱いのですけれども、THE ALFEE のアルバム、という括りであれば、より 「らしい」 作品なのではないかなと思います。

そんな 『夢幻の果てに』 に収録された珠玉のバラードが、「COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて-」。
実は、カラオケにおける私の Favourite Song の1つだったりします。
一方で、仕事関係のカラオケで歌ってしまうと、場の空気がアレな感じになってしまう曲の1つでも、あるのですが。



他にもお勧めの収録曲のライブ動画を2つ、貼っておきます。
「冒険者たち」は、1994年から1995年にかけてNHK教育で放送されていたアニメ 『モンタナ・ジョーンズ』 のOPだったので、その関係でご存じの人もいらっしゃるかもしれませんね。
もう1つの 「幻夜祭」 は、彼等のやるプログレがどんなものなのか、これを聴けば分かりやすいかなと思って選んでみました。





 夢幻の果てに
 (2013/7/24)
 THE ALFEE
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また、最後に、「オマケ」というわけではありませんが、『ARCADIA』 収録の 「Masquerade Love」 のライブ動画も貼っておきます。
これで、桜井、坂崎、高見沢のそれぞれのリードボーカル曲と、3人のコーラスワークを堪能できる曲を、それぞれ見ることができますしね。



 ARCADIA
 (2013/7/24)
 THE ALFEE
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George Michael & WHAM!

 2016-12-28
今年は1月10日の David Bowie をはじめとして、私の好きなミュージシャンが何人も亡くなりました。
まぁ、私自身の年齢を考えれば、中学生の頃に憧れた相手が鬼籍に入って行くのも、無理はないのですけれど、それでも、やはり悲しいという感情は、どうしようもなく湧いてきます。

そんな2016年も12月も半ばを過ぎ、さすがにもうそんなことも無いだろう、と思っていた12月26日に、また新たなる訃報が届きました。
そう、元 WHAM!の George Michael が、クリスマスの25日に、心不全で亡くなったのです。

享年53歳。
心不全に至った理由、本当の死因は何なのか、ネット上では色々と憶測も語られていますけれど、正直、事件性、犯罪性が無いということがはっきりしていれば、あとのことはどうでもいい……というか、細かく追及しても仕方が無いと思います。
ただ、私の青春時代を語るミュージシャンが1人、またこの世を去ったことに、深い悲しみを覚えるだけです。

私が WHAM! のことを認識したのは、TVK が制作していた音楽番組、「MUSIC TOMATO」で見たPVが最初でした。
はっきりとは覚えていないのですが、多分、2ndシングルの「wham rap!」で、これはなかなかいいぞ、と思ったのは4thシングルの「club tropicana」だったと思います。
ちなみに、(具体的なことは個人情報が絡むので書きませんけれども) WHAM! の曲の中で一番思い出深いのは、9thシングルの 「Freedom」 です。



WHAM! はヒットもいっぱい出しているので、皆さんも良く知っている曲も多いかと思いますが、この時期にあちこちで耳にしていたであろう楽曲は、やはりこれでしょう。



「Last Cristmas」 という曲を歌っていた彼が、クリスマスのその日に亡くなったことについて、まさしく 「Last」 の 「Christmas」 になった、という人もいましたが、この曲の場合の 「Last」 はその時点での直近のものを指しているので、「最後のクリスマス」ではなくて「昨年のクリスマス」と訳すのが正解、というのは、よく言われることですよね。
しかし、ほかならぬこの日が彼の命日になったことで、誤訳では無く、本当に「最後の」というニュアンスが加味されることになってしまった。
そんな気もしてきます。

とりあえず、WHAM!の名曲を楽しみたいのであれば、コレ、というアルバムをここでは紹介します。
ただ、これの難点は、「Careless Whisper」 が収録されていないこと、です。
まぁ、厳密に言えばあれは、George Michael がソロで出した楽曲という扱いが、公式なのですけれども。



 THE BEST
 (2004/11/17)
 WHAM!
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そして、今回のエントリの最後を飾るのは、WHAM! を解散させた翌年の1987年にリリースした初めてのソロアルバムから、そのタイトル曲である 「FAITH」。
今の耳で聴いても十分以上に格好良い曲だ、と私は思うのですけれど、いかがでしょうか。

多くの良い曲を残してくれて、ありがとう。
今はただ、安らかな眠りを彼の魂が得られていることを祈るだけです。



 FAITH
 (2013/7/24)
 George Michael
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