「風邪ひいた夜」

 2012-01-21
久々に特定のアニソンをテーマに、ブログを書いてみます。

ここのところ、寒い日が続いていますよね。
こんな毎日だと、朝夕の通勤電車、そしてお客様のところを訪問する為の移動中の電車内で、風邪をひいているのだろうなと見るからに分かる、マスク姿で具合を悪そうにしている人を多くみかけるようになります。

多少身体の調子が悪くても、熱が出ていても、なかなか仕事を休むわけにはいかないのが、勤め人のつらいところ。
これが学生であれば、学校に休む旨を電話して(大学生だったら電話なんてせずに勝手に自主休講を決め込んだりしますが)、サックリと布団の中で寝てしまうのでしょうけれど。
それでも通常の風邪であれば、よほど症状が重くならない限りは、気合でそこそこ普通に働けたりします。

ですが、これが、インフルエンザだと、もうダメですよね。

無論、インフルエンザの場合は、気合や根性と言う前に、他人にうつしてしまわないように外出禁止のドクターストップがかかるわけで、そもそも通学だの通勤だのというレベルの話ではなくなります。
高熱が出るような風邪は社会人になってから1~2回くらいしやったことが無かった私が、インフルエンザになってしまったのは、数年前のこの時期でした。

……あれは、一人暮らしの独身男がやるもんじゃないですね。

関節が痛くて全身がだるく、立ち上がることもおっくうな上、食欲も出なくて何も食べる気がしない。
あの時の私は、4日間くらい、バナナとヨーグルトだけで生きていました。
看病に来てくれる人もいないのは、仕事と勉強に専念していたせいで、自分が選んでそうなっているんだから仕方がないとはいえ……
病気で気弱になっていることもあって寂しさが湧き出てきて、かなり辛いものがあった当時の気持ちを、今でも鮮明に思い出せます。

で、こんな風邪やインフルエンザの季節になると、必ず思い出してしまう曲が、これ。

1998年から1999年にかけて放送されていた、津田雅美の原作マンガのアニメ化作品、「彼氏彼女の事情」のアニメオリジナル回であった第25話「これまでと違うお話」での特別エンディングとして印象的に流れた名曲、「風邪ひいた夜」です。

私には別に、この曲の歌詞のように、小さい頃にいじめてしまった女の子がいるわけではありません。
ですが、これを聴くと、風邪(もしくはインフルエンザ)になって、1人で昼間の布団の中でちょっと朦朧としながら寝込んでいる時の、あの何とも言えない人恋しさが鮮明に思い出されて、なんだかしんみりするというか、しみじみした気持ちになってしまうのです。

歌の下手さかげんは、まぁ、ご愛嬌ということで。



「彼氏彼女の事情」Setsu・Getsu・Ka「彼氏彼女の事情」
Setsu・Getsu・Ka

(1999/03/26)
榎本温子、渡邉由紀、山本麻里安
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「メインテーマ (Re-Mix Ver.)」

 2011-06-14
昨年の8月24日に、『伝説巨神イデオン発動篇』の「カンタータ・オルビス」を皮切りに私のお気に入りのアニソン&BGMの紹介を始めようと決めるにあたり、目安として考えていた数字が、「50」というもの。

それからおよそ9ヶ月、ゆっくりとではありましたが、いよいよこのカテゴリでの記事も今回が50回目。
予定回数に到達したということで、今回を一応の節目として、定期的に紹介を行っていくのは今回で一旦、終了ということにしようかと思っています。
といっても、今後こういった内容のエントリは書かない、というような話ではなくて、あくまでも区切りとするとだけのこと。
今後も、たまにこのテーマでエントリは書いていくと思います。

と、まあ、前置きはそれくらいにしておきましょう。

ひとまずのラストを飾る曲を何にするかかなり悩んだ私が出した結論が、今回紹介する「メインテーマ (Re-Mix Ver.)」。
2004年の1~3月に放送されたTVアニメ『十兵衛ちゃん2 ~シベリア柳生の逆襲~』の番組中で、主に剣戟シーンなどに印象的に使われていた、番組を象徴するテーマ曲です。

前回紹介した「THE LIGHT BEFORE WE LAND」のような、ちょっとしっとりしとした曲で締めくくりとするパターンも考えたのですけれど、ここはやはり、こちらの方を選ぶ一手かな、と。



アップビートでスリリングなリズムの上で、ちょっと和風で切なさのある弦が泣きのメロディーを歌いまくる名曲。
ひどく疲れている時などにこれを聴くと元気が出てくる曲の1つとして、私の中では結構大事な楽曲に位置づけられています。

ちなみに、『十兵衛ちゃん2 ~シベリア柳生の逆襲~』(及びシリーズ1作目である1999年放送の『十兵衛ちゃん ~ラブリー眼帯の秘密~』)の音楽を担当したのは、増田俊郎。
この「メインテーマ」以外にもいい曲が多く、実にいい仕事をしています。
作品としての『十兵衛ちゃん』はシリーズ第1作も第2作も面白かかったですし音楽やアクションも最高で、まだ観たことがないというような人は、もしも機会があれば是非、一度ご覧になっていただきたいところ。

また、『十兵衛ちゃん2 ~シベリア柳生の逆襲~』には2004年5月に惜しくも亡くなってしまった岡崎律子の歌う挿入歌もあります。
これもかなりの名曲なので、合わせてそれも紹介しておきましょう。
タイトルは、「凪 〜Peace of Mind〜」です。




で、この2曲及びその他の曲が収録されているサントラが、下のリンクの1枚です。

このサントラには、ヒロイン2名の声を担当した堀江由衣と中山恵里奈が歌う「シベリアから300年の愛をこめて」という曲もあります。
で、これも、ちょっと太田裕美や大瀧詠一の「さらばシベリア鉄道」を思い出させるような名曲で、ちょっとこれの動画は見つからなかったのですけれども、お勧めです。

十兵衛ちゃん2 -シベリア柳生の逆襲- オリジナルサウンドトラック“気付けば音楽聴いていた”十兵衛ちゃん2 -シベリア柳生の逆襲-
気付けば音楽聴いていた

(2004/03/03)
サウンドトラック
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「THE LIGHT BEFORE WE LAND」

 2011-06-01
今回紹介するのは、2003年10月から2004年2月まで放送されたTVアニメ『ガンスリンガー・ガール』のOP、「THE LIGHT BEFORE WE LAND」です。

これは、THE DELGADOS というグラスゴーのロックグループ(現在は解散)が2002年に発表した4thアルバム『HATE』の冒頭を飾っていた1曲で、このアニメの為に作られた曲というわけではありません。
おそらく、監督あるいは原作者など、制作サイドの誰かがデルガドスのファンだったとか、そういった何らかの理由でこのアルバムを聴いてこの曲のことを気に入り、『ガンスリンガー・ガール』という作品にはこれがピッタリ合うと思った結果、採用となったのでしょう。



聴いていただければお分かりだと思いますが、この「THE LIGHT BEFORE WE LAND」はイントロのコーラスワークから美しい、メロディーラインも綺麗な名バラードです。
オーケストレーションも上手いことハマっていて、かなり印象的な曲だと言っていいでしょう。
ちなみにこの曲における音割れは、そもそもデルガドスがアマチュア時代に録音した音源をそのまま『HATE』収録の時に使ったからだそう。
ただ、その音質の悪さが逆に曲の味になっているようにも感じられるのが、面白いところ。

『ガンスリンガーガール』という作品については……
すいません、何となく肌に合わなかったので、OPのこの曲はいいなと思っていたものの、番組自体は観ていません。
なので、申し訳ありませんが、番組についてのコメントは無しということで。

GUNSLINGER GIRL SinglesGUNSLINGER GIRL Singles
(2003/11/21)
the delgadosthe 他
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「Lonely in Gorgeous」

 2011-05-24
来月に実写映画が公開される、矢沢あい のマンガ『Paradise Kiss』は、2005年の10月から12月にかけて、マッドハウスによりTVアニメ化もされていました。

今回紹介するのは、そのアニメ版の『Paradise Kiss』でOP主題歌となっていた、Tommy february6 の「Lonely in Gorgeous」。
あれこれ書く前に、まずはご一聴ください。



もともと Tommy februay6 は昔懐かしいエレクトロなテクノポップが持ち味で、そのピコピコサウンド感が私のような者には非常に嬉しいプロジェクトでした。
この「Lonely in Geprgeous」はそれに加えて切なさ漂う歌詞とメロディーが秀逸で、そこに川瀬智子のちょっとロリータ風で舌足らずなボーカルが乗って、強烈な完成度を誇っています。

うーん、いい曲だ。

番組の方はどうだったかというと、これ以前、2004年の『BECK』でちょっと注目していた小林治が監督ということで抱いていた期待を裏切らず、なかなかの出来栄えでした。
キャラデザは結城信輝で、個人的には、これは作品にピッタリ合っていたと思っています。
小林治の画作りセンスと結城信輝の絵の華麗さ、繊細さが見事に調和していました。

Lonely in GorgeousLonely in Gorgeous
(2005/11/30)
Tommy february6
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「salva nos」

 2011-05-09
そういえば梶浦由記の作品については、今まで一度も取り上げてきていませんでした。
私自身、彼女の手がけたサントラを幾つも所有しているのにこれは無いかな、ということで、今日紹介するのは梶浦作品。

私が初めて梶浦由記を認識したのは、ご多聞に漏れず、2001年のTVアニメ『NOIR』でした。
彼女が以前に See-Saw というグループで活動していて、2枚のアルバムを残しているということは、当時は全く知りませんでした。
なので、当時の私の認識としてはアニメ系の作曲家に新顔が出てきたな、という程度のもの。

『NOIR』という作品は、物語には色々と突っ込みたいところも多いのですけれども、そこで使われているBGMについては、クラブミュージック風だったりニューエイジ的でありながらもちょっとオペラも入ったような作風と美しいコーラスワークに大いに惹かれるものを感じさせられました。
なので、サントラは発売と同時にすぐに購入したのを覚えています。

今回のメインは、そんな『NOIR』のサントラの中から、私がサントラ購入を決意する契機にもなった曲、「salva nos」。



自分なりの雰囲気やオリジナリティを示して聴き手に強く印象付けるという点で、少なくとも私に対しては、梶浦由記はこの1曲で完全に成功しました。
同様に、この作品で梶浦由記という名前を覚えた人はかなり多かったのではないかと思います。

こういうアップビートで派手な曲の一方で、しっとりと聴かせるBGMもありました。
その代表として、「Lullaby」のYoutube も貼っておきます。



NOIR オリジナル・サウンドトラックⅠ NOIR オリジナル・サウンドトラックⅠ
(2001/06/21)
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