ベネット!

 2017-05-22
アメリカ西海岸、カリフォルニア州において、7日間にわたって開催された自転車ロードレース、ツール・ド・カリフォルニアがゴールを迎えました。

正直、レースの途中経過を見ている限りだと、ポーラ・ハンスグローエのラファル・マイカが総合優勝を獲得するのではないか、と思っていました。
しかし、いざ終わってみると、総合首位のジャージを表彰台で纏ったのはロットNLユンボのジョージ・ベネット。
マイカは、コンディションのピーキングの問題も現時点では無いわけではないのでしょうけれども、実際、タイムトライアルの走りをもう少しでも改善しなければ、こういうレースでの優勝はまだ難しいということなのでしょうか……。

その他の各賞についても触れておきましょう。

ポーラ・ハンスグローエは総合優勝は逃したものの、ポイント賞は、ペーター・サガンが貫録の獲得。
そして山岳賞はユナイテッドヘルスケアのダニエル・ハラミーリョが熱戦を制し、ヤングライダー賞はディメンションデータのラクラン・モートンが獲得をしています。

中継放送は早朝に行われていましたし、何かと忙しくもあったので、録画したものを 1.5倍速の再生で観るというスタイルがメインとなってしまいましたし、時にはチャプターを飛ばしたりもしていたので、各ステージをきちんと観戦していたとは、お世辞にも言えない状況ではありました。
それでも、要所はしっかりと観ていましたし、結構な面白い大会だったと思います。


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カリフォルニアが開幕

 2017-05-12
イタリアでは現在、3大ツールの最初の1つであるジロ・デ・イタリアが絶賛開催中。
しかし、DAZN と契約する気が全く失せてしまっている私は、今のところ、その経過は専門サイトなどの情報で知るのみになっています。
実際問題、毎日行われている各ステージについて、DAZN がどの程度配信をしてくれているのかここまで確認もしていなかった(結構、どうでもいいや、的に思ってしまっていた)のですが、その辺、どうなっているんですかね?
……と思って、ちょっと調べてみたら、さすがにジロは毎ステージ配信をしているようです。
それだけでなく、日本語解説も付けているようなのは、さすがにアレですかね、その辺のクレームが多かったんでしょうか。
で、そういう確認はしつつ、まだDAZNとの契約をしていないのは、要するに、何となく DAZN を信用しきれない気持ちが残っているから、に他なりません。


さて、ジロ・デ・イタリアというビッグレースが開催中だからといって、他の地域で別のレースが一切行われていない、というわけでは、もちろん無いわけです。。
例えば、15日から1週間は、北米大陸における最大のレースと言ってもいいのであろう、ツアー・オブ・カリフォルニアが開催されます。
厳しい山岳ステージが続くジロを回避してこちらでの勝利を狙う選手だったり、もともとここでの勝利を目指す選手だったり、ともあれ、毎年、なかなかのメンバーが出場してくるという大きな大会です。

ちなみに、こちらは例年通り、J-Sports が中継放送をしてくれるので、しっかりと毎ステージを見ることができます。
もっとも、時差の関係で放送が早朝ですから、録画しておいて後から再生するのですが。
ともあれ、これから1週間、楽しませてもらおうと思っています。


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ヨークシャー、日本初放送

 2017-05-03
Jリーグの放映権が長年放送してきた スカパー! から、スポーツ中継のネット配信をしている DAZN に移動。
これまで同競技を楽しんで来ていた人が、のきなみ不平不満を訴えたことは記憶に新しいところ。
そして、これまでにも何度か書いたように、それは自転車ロードレースについても、実は同じ。
DAZN がイタリア、ベルギー等で行われる一連のレースの放送権を取得している為に、去年まで日本で精力的に生中継放送をしていた J-Sports が、それ等のレースに関しては放送ができないという事態になっています。

それでも DAZN がまともにネット配信してくれていれば、まだしもマシな話となるところだったのですけれど……
サーバーや回線の容量が理由なのかどうか、4月にあったビッグレース、ツール・デ・フランドルでは、権利だけ持って実際には配信をしないという事件が発生しており、正直、私としては現状は最低最悪で DAZN のことは一切評価できないと思っています。
記念の100回大会となるジロ・デ・イタリアの放送権も DAZN が保有していますが、配信内容が充実するかどうかは見込み薄ですし、そもそもこれも配信をやらない可能性も高いと思われ、私としては DAZN と契約する気は現状、ありません。
何せ、信頼できないですから。

一方、DAZN に放映権を奪われた J-Sports は、それでも視聴者、契約者を離さないようにしようというのでしょう。
色々と努力をしていて、今年の4月末には、イギリスで開催された3日間のステージレース、ツール・ド・ヨークシャーを放送してくれました。

今年が第3回目と、まだ若い大会なのですけれども、沿道の応援も大層なにぎわいとなっており、イギリスでの同競技の人気の程がうかがえます。

総合で勝負の行方を決めたのは最終第3ステージ。
厳しい山岳の続くこのステージで最も輝いたのはディメンションデータのセルジュ・パウエルスであり、彼はこのステージにおけるステージ勝利と総合優勝の2つを、見事に獲得することになりました。
昨年のディフェンディングチャンピオンであり、今年のツールでの引退を発表しているディレクト・エナジーのトマ・ヴォクレールが、連続する厳しい登坂に耐え切れなかったのか途中で千切れてしまったのが残念ですが……
しかしパウエルスの走りは素晴らしかった。
景色も綺麗でしたし、来年も中継してほしいレースです。



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バルベルデ、そしてスカルポーニ

 2017-04-24
その歴史の古さから(何しろ今回が第103回です)、「ラ・ドワイエンヌ」すなわち「最古参」とも呼ばれる、リエージュ~バストーニュ~リエージュ。
ベルギーのワロン地方で行われるこのレースを以って、春のクラシックシーズンは終わりを告げることになります。

水曜日のフレーシュ・ワロンヌを制して絶好調のアレハンドロ・バルベルデを優勝候補筆頭として、今年も様々な有力選手が出走するこのレース。
一番最初にゴールラインを走り抜けるのが誰になるのか、大いに興味を覚えつつ、生中継を待っていたのですが……


この週末は、リエージュの事よりも何よりも、(アルベルト・コンタドールがドーピング疑惑に絡んで総合優勝の座をはく奪された結果とはいえ)2011年にジロ・デ・イタリアで総合優勝をした偉大なるチャンピオン、ミゲーレ・スカルポーニが、まもなく始まる今年のジロに備えた早朝練習で自宅から出た後に、交差点にさしかかったところで前方不注意のトラックと衝突、亡くなってしまったという
ニュースの衝撃が、あまりに大きすぎました。

穏やかな性格の人格者として知られたスカルポーニ。
最近はアシストとしてグラン・ツールでエースをアシストする姿を見ることが多かったですが、その雄姿は、今でも私の記憶に残っています。


そんなスカルポーニへと勝利を捧げようというのでしょう。
ライバルを振り切って天を指さしながらゴールラインを先頭で通過したのが、優勝候補のアレハンドロ・バルベルデ。
スカルポーニとバルバルデは同年代ですし、方やイタリア、方やスペインと国籍は違えども、おそらくジュニア時代から多くのレースを一緒に走ってきたという、長い付き合いの友人とも言える間柄だったことでしょう。

バルベルデはこのレースこれで4勝目。
今年も好調な彼は今年も秋のシーズン終了まで、勝利を量産して行くのでしょうね、きっと。


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バルベルデ、4連覇!

 2017-04-20
「北の地獄」パリ~ルーベを最後に北のクラシックが終われば、その次はアルデンヌ・クラシックの3連戦が始まる、というのが、例年、春の自転車ロードレースの流れです。

今年はネットでスポーツ中継を配信するDAZNが日本でサービスを本格的に開始したことで、放映権のアレコレによって J-Sports での春のクラシックシーズン生中継が、グッと少なくなってしまっています。
そんな中、数少ない生中継である、アルデンヌ第2戦のフレーシュ・ワロンヌが、19日夜に今年放送されました。

ツール・デ・フランドルに勝ち、さらに前週のアムステル・ゴールドレースでも勝つなど、現在絶好調である、クイックステップ・フロアーズのフィリップ・ジルベール。
そんな彼は、アムステルでの落車の影響で内臓に負傷をしていたことが分かり、大事を取って今回は欠場。
それでも、5度目の優勝にして4連覇という偉業を狙うモヴィスターのアレハンドロ・バルベルデを始め、幾人もの有力選手の熱い戦いが繰り広げられました。

言うまでも無く、勝つだろう、最有力優勝候補だ、と言われる者が、下馬評通りにきっちりと勝利を手にしてみせるというのは、決して簡単なことではありません。
そんな中、ゴール前で、レース名(フレーシュ)である矢を射るポーズを見せつける余裕もある、他を寄せ付けない圧倒的な走りを見せたのは、やはりこの人が来たか、としか言えないバルベルデ。
「ユイの壁」と呼ばれるゴール直前の激坂で、他チームの選手のアタックに反応した彼は、そのままその選手を抜いて最終アタックを開始。
一気に他のライバル達を引き離してゴールすると、チームスタッフらと歓喜を爆発させました。

ゴール前が彼の得意とする地形だからとしても、30代半ばで4連勝達成というのは凄いです。

同じようなコースを得意とするジルベールがいれば、バルベルデといい勝負ができたかもしれませんが、「たられば」をここで言っても仕方がないですよね。


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