ZABADAK 31周年ライブ

 2017-03-26
今年になってからというもの、何かと細かいことで慌ただしくなっているので、しばらくはライブに行ったりするのも封印かな、と思っていました。
音楽好きを自認する身としては、ちょっと寂しいものがあるのですけれども、今の自分がまず何からやっていかなければならないか、というのを考えていくと、ライブよりも優先順位が上のものが、あるのです。
それでも、ちょっと、これだけは行かなければというライブがありました。
それが、25日の夕方に、鶯谷の東京キネマ倶楽部で行われた、ZABADAK の31周年ライブ。

昨年7月3日に 吉良知彦さんが急死してしまって、これは解散になってしまうのだろうなと覚悟した ZABADAK。
けれども、残された小峰公子さんやサポートメンバーの意思でユニットの継続が決まって、開催が決まっていたライブをこなしてきました。

思えば、吉良知彦さんが最初に倒れたのは、昨年の3月21日、30周年ライブの2日目でした。
「因縁」と言ってしまうとちょっとアレですけれども、そういう流れの中で、約1年後に同じ会場で行われる31周年ライブです。
なんでも、吉良知彦が倒れた後に、来年もここでライブをしないか、というような話を、東京キネマ倶楽部側から提案されたということのようなのですが……
これは、吉良知彦のファンとして、どうしたって行かないわけにはいかないでしょう。
昨年のお別れ会等は、某国家試験の直前だったので涙を呑んで行かないことを選択しただけに、なおさらです。

ZABADAK のサポートメンバーは実力者揃いなので、吉良知彦がいなくなってしまったとしても、演奏の内容自体はハイクオリティーで圧倒的になるだろうということは、心配していませんでした。
それでも、コアとなっていた吉良知彦の存在がそこから永遠に失われてしまったということが、バンドにどのような影響を及ぼすのか分からず、どんな変質をしてしまっているのかが、実のところ、ライブ前は少し不安でもありました。

ですが、それは杞憂であったようです。

もちろん、吉良知彦の歌とギターがそこに無い以上、それは以前の ZABADAK と同じものではありません。
けれども、そこに流れている魂は同じだった。
感じられるものはこれまでの ZABADAK と確かに陸続きだと言えるものだった。
思うところがあまりに多すぎて、今はこれ以上何も書けないような状態なのですが、それでも一つだけここに感想を書くとするならば、非常に感動的なライブだった、ということに尽きます。

ZABADAK はこれからも活動を続けるそうなので、これは応援をしていかざるを得ないですね。




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moonriders Final Banquet 2016 ~最後の晩餐~ 40周年ライブ

 2016-12-16
2011年末から活動休止中の moonriders ですが、今年がデビュー40周年というメモリアルイヤーであることを記念して、期間限定で「活動休止の休止」としてライブツアーを行っていました。
その最後を飾ったのが、昨日の15日、中野サンプラザで行われた、今ツアー唯一のホール公演。

先月のゴダイゴライブに続き2ヶ月連続での中野サンプラザ、ですね。
今回は2階では無く、1階、しかもステージのすぐ前で、ただし、正面では無くて、スピーカーの目の前という、かなり横の座席なのですが。

moonriders といえば、10月にも新宿LOFTでのライブにも行きましたが、今回のライブも、サポートのドラマーを除く正式メンバー全員が還暦を超えているというのに、みんな凄く若い。
もちろん、声の大きさとか身のこなしだったりとか、年齢を感じさせられるものもはっきりとあります。
特に、武川雅寛が昨年2015年の6月に急性大動脈解離で倒れてしまったのもあって、杖を手にしてステージ入りをしていたり、以前のような声が出なくなっていたりと、明らかに衰えを感じさせることも、ありました。
それを加味しても、若々しい演奏であり、若々しいステージングだったと思います。

彼等がまたこの日の様に集結してステージをすることがこの先にあるかどうかも分かりませんけれども、もしもそれが現実化した際には、何を置いてもチケットを確保しようという想いを強くした、そんな年末の一夜となりました。



 Ciao!
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GODIEGO 1976-2016 40th Anniversary Concert

 2016-11-13
ゴダイゴのコンサートに行ってみようと思ったのは、ちょうど夏のちょっと前位に、彼等のアルバムを一通り聴き返していた時があって、その際に何となく、生で彼等の演奏を観てみたいなと思ったから。
そこで調べたら、この11月に中野のサンプラザにおいて公演があると分かったので、これはなかなか具合がいいなと、チケットを早速購入。

ただし、この公演の発売が開始されてから結構経った時点で買っている為に、その席はさすがにそんなに良くはなくて、2階の7列42番という、正直言って、メンバーの顔なども観にくいような、かなり後ろの席になったのですけれど、まあ、それはそれ。
むしろその状態をプラスに捉えてみれば、メンバー個々の表情その他は分からなくても、ステージの全体が見渡せるというのを考えてみればいいわけです。
1階席からだと、さすがにそういうのは分かりにきですからね。
それに、今回はとりあえず、ゴライゴのライブがどんな感じかが分かればいいかな、と、そういう割り切りもありました。

さて、「Monkey Magic」から始まった今回のコンサートは、ゴダイゴ自身の40周年を祝うと同時に、カトマンズの震災被害へのチャリティーの意味も込めたものだということもあってか、全体的に「西遊記」をコンセプトとした構成。
メンバーが三蔵法師一行に扮装した画像などもステージ奥のスクリーンに投影されたりして、わりとユーモアの表に出た演出でした。
その一方で、ゴスペルのクワイヤもゲストにした演奏は、ほぼMCのないまま2時間以上続き、アンコールも全部で2回行われるという、非常にゴージャスなものとなりました。

個人的には、「HOLY AND BRIGHT」や「ナマステ」、「(カミング・トゥゲザー・イン)カトマンズ」「ガンダーラ」、「ビューティフルネーム」、「銀河鉄道999」というような曲が聴けたというだけで、とんでもなく嬉しくて大満足。
その他にも、曲のアレンジや構成の複雑さや面白さ、メンバーのテクニックを楽しめるような曲も多くて、想定していた以上に楽しめたコンサートでした。
唯一、物足りないといえば物足りなかったのが、タケカワユキヒデの声にパンチが足りないかもと感じたこと。
ただ、そんな風に思ってしまったのは、彼の年齢ゆえの衰えか、あるいはこのコンサートのミキシングがそういうことになっていただけのことかもしれませんね。



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LOFT で moonriders

 2016-10-11
2011年の年末を以って活動を休止したmoonriders。
その後メンバーの1人である かしぶち哲郎 が亡くなった翌年に追悼ライブをしたものの、活動休止は継続。
しかし、今年がデビュー40周年であることを記念して、ファンの為に期間限定で「休止の休止」として各地でのライブツアーを行ってくれることになりました。
そこで、その新宿LOFTでのチケットを入手、わくわくしながら、10日の月曜に新宿へ。

LOFTの場所は、新宿東宝ビルの、正面から見て右奥にあるタチバナビルの地下。
このハコは、今回が初めて行ったのですけれど、表の看板を見ると、その他のテナントはホストクラブが多いようですね。

中に入って最初に思ったのは、フロアの設計がちょっとアレで、そのせいでステージの位置が微妙だな、ということ。
具体的に同、というのは説明が難しいんですけれども、あれだと、例えば整理番号が後の方の人が入り口近くに陣取ることになった場合、その人はステージの様子が半分くらい見られないんじゃないかな、と思うんですよ。
もともとライブハウスように作られたビルでは無い以上、ある程度は仕方ないとはいえ、あれ、もう少し何とかできなかったのかな……?

さて、ハコの設計問題はさておいて、肝心のライブそのものはどうだったのか。

もともとファンサービス要素の強いライブということで、まずはキラーチューンの連発から始まった2時間余りのライブは、40年のキャリアの中で、最初の10年に発表した楽曲が多めというセットリストになっていました。
moonriders のメンバーが全員60歳を超えているだけに、観客の年齢層もそれに従って予想通り高め。
それなのに満員のスタンディングライブというのは、体力的にもかなり厳しいのではないかと思えば、皆さん揃って元気きわまりなかったです。
むしろ、こちらの方が疲れ気味だとういう始末。
まぁ、早起きして別件の用事を片付けてから、電車で2時間くらい移動して新宿に行った、という事情も、あって疲れが溜まっていたのもあるのですけれども。
そんなわけで、かなりへとへとになって帰宅しましたが、いいライブを楽しめて、充実した1日でした。


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谷山浩子 と 分島花音

 2016-09-19
連休の中日である18日の日曜は、昨年に続き、新宿の全労済ホールで行われている谷山浩子のライブ、「谷山浩子・猫森集会2016」に行ってきました。
これは様々なゲストを招いて8日間にわたって行われるライブで、私が言ったのは分島花音がゲストのBプログラム。
昨年のライブが、その時のゲストの小室等のMCにちょっと気になって仕方が無いことはあったものの、全般的にかなり良いものだったものですから、まずはもう1回、どこかのライブに行こうと思っていたのです。

この日のセットリストは下の写真のとおりですが、ゲストが登場し自分の曲を2曲演奏した後、8曲目以降のラインナップについては、分島花音が自分のやってみたい曲をリストアップしたものなのだそう。
元々分島花音は小さい頃から谷山浩子の音楽を聴くことが多くて、その音楽世界にすっかり虜になっていたとのこと。
で、そんな彼女が自分のファンであることを、ツアーパンフの原稿などを書いてくれているライターから谷山浩子が聞いて、谷山のライブを見に来た分島花音からそのCDを送られたりなんだりという交流を経て、今回のゲスト招待となった模様。
このセットリストの曲目を観る限り、リップサービスで言っているのではない、しっかりしたファンであることが伝わります。

ステージに呼び込まれた分島花音が分かりやすくガチガチになっていたことや、その後の谷山浩子との会話の様子などを見ても、ああ、これは本当にファンだ、大好きなミュージシャンと同じステージに立って一緒に自分の曲やそのミュージシャンの曲を演ることに喜びと半端ない緊張とを感じているんだな、というのが、ひしひしと伝わりました。
それをフォローして積極的にMCを振る谷山浩子との会話もありましたし、徐々にそれもほぐれていたかな、という感じ。
特に、谷山浩子がすっかりハマってしまって既に4回観に行ったという 『シン・ゴジラ』 の話に、自分も好きだと分島花音が応じた辺りからは。

さて、そんな今回のライブにおいて、「空からマリカが」だけは谷山浩子の側が、分島花音はこういうのが好きだろうという判断で選んだものだそう。
なる程、それ、なんとなく分かります。
今回のライブを聴いて、ああ、そういうことだったのかと納得できたのが、分島花音の作る楽曲、彼女の音楽には、明確に谷山浩子の影響があるんだなということ。
直接的なフォロワーというのでは無いのですけれど、そう思えば色々と納得できるものがあった、というか。

アンコールも入れれば全17曲のライブは、その内容に比して何だかあっという間に終わってしまったような感じがしたのですけれども、それはつまりそれだけ充実したものになっていたということでしょう。
ステージの3人(谷山浩子、分島花音、石井AQ)も楽しそうにしていましたし、いい、ライブでした。

しかし、こういういいライブを観させてもらうと改めて思うのですが、谷山浩子には、そろそろ新作のオリジナルアルバムを出してほしい、なぁ。
最新作の、栗コーダカルテットと既存曲を演奏した 『ひろコーダー☆栗コーダ―』 も悪くは無いのですけれど、2011年の 『夢見る力』 からもう5年が経っていますし、来年は確かデビュー45周年のメモリアルイヤーのはずですし、この辺りで1枚、どうでしょうか、谷山さん。



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